岸田首相がコロナを今春にも2類から5類に引き上げることを発表しました。
これにより感染者は増大し、死者も増えて、医療逼迫し、コロナ後遺症で苦しむ人も増えるのは目に見えています。
多少の犠牲者が出ても世の中を動かす方向に舵を切ったと見えます。
これにより探偵の調査はどう変わっていくでしょうか? 考察してみました。

 

 

マスクありきの浮気調査は変わらない

 

5類になることでマスクの規制に緩和が出て、さすがにマスクなしを注意する「マスク警察」は大義名分を失い、いなくなるでしょう。
でも外に出てマスクをする文化はそのまま継続すると推測します。
実は厚生労働省が推奨しているのは屋内でのマスク着用で、屋外のマスク着用は原則不要です。
にも関わらず多くの人は真逆の行動をとっています。
屋外では人の目を気にしてマスクをし、屋内では人の目がないから安心してマスクを外す。
これでは、あまり感染対策には意味がありません。
感染対策のためというよりも、同調圧力を気にした「私はちゃんと感染対策をしてますよアピール」のようにみえます。
なのでいまだに外にいる人のほとんどがマスクをしています。
探偵にとっては実にこれが厄介でした。
ほとんどの人がマスクをしているので、顔が判別しにくくなります。
不倫・浮気をしている人にとっては、顔が隠れて好都合。
探偵はマスクをつけた状態の調査対象を判別して、調査することになります。
証拠の写真や動画を撮る場合も、顔だけじゃなく、ちゃんと本人であること、場所と時間がはっきりする画像を残さなければなりません。
ということで、コロナ禍の3年間で全国の探偵の調査能力は格段に上がっています。
マスクの下に素顔を隠して、これからも不倫・浮気をする人は生まれてくるでしょう。

 

制約から解放されてさらに出会いが広がり浮気・不倫花盛り?

 

コロナ禍では行動が制限されてなかなか外に出づらいものでした。
そこでネットでの出会いが広がり、マッチングアプリやSNSでの交流が広がりました。
コロナが5類になったからといって、その伸びが落ち着くことはあっても、なくなることはないでしょう。
一方、外に出ての出会いが解禁されたので、昔のようにリアルでの出会いも復活。
ネット×リアル、さらにそれが複合されて、どんどん出会いが広がっていきます。
また、コロナ禍の間、外出できなかった分、パートナーとずっと部屋の中のまま向き合っていたことで、相手の嫌な部分が気になり始めて、「仲が険悪になった」カップルも多いようです。
関係がギクシャクしてくると外に出会いを求める人も出てきます。
当然その中には、浮気・不倫の出会いも増えて探偵事務所は調査のために大忙しになりそうです。