浮気が発覚した後、「もう一度信じるために」と夫婦でスマートフォンの位置情報を共有するケースが増えています。
LINEやiPhoneの「探す」機能、Googleマップの位置共有などを使えば、相手の居場所をリアルタイムで確認できます。
確かに、信頼を取り戻すための一つの手段として有効に見えるかもしれません。
しかし、実際にはGPSの位置共有だけで浮気を防ぐことはできません。
位置情報は簡単に操作できてしまうため、残念ながら「安心できるようで、まったく安心できない仕組み」なのです。

位置情報共有をしても完全には防げない理由
一見便利な位置共有ですが、浮気を疑われている側が少し工夫すれば、いくらでも誤魔化すことができます。代表的な例を見てみましょう。
- スマートフォンの電源を切る — 「充電が切れた」「電波が悪い」などと言い訳が可能です。
- 職場や自宅にスマホを置いたまま外出する — 位置は動かないので、あたかも職場にいるように見せかけられます。
- 知人や同僚にスマホを預ける — 同じ位置をキープさせることで、行動をカモフラージュできます。
- 代行・便利屋を使う — 「スマホだけを目的地まで運んでほしい」という依頼も可能です。
このように、GPSの位置情報は本人の「持ち方次第」でいくらでも操作できるのです。
つまり、浮気を本気で隠そうとする人にとって、GPS共有は“障害”ではなく“利用できる仕組み”になってしまいます。
位置共有がもたらす新たな問題
GPSを共有しても、「今日は電源が切れていた」「動いていないのに連絡が取れない」など、かえって疑念が膨らむ結果になることが多く見られます。
また、常に監視される側のストレスも大きく、夫婦関係の修復どころか新たな衝突を招くこともあります。
つまり、位置情報の共有は一時的な安心にはなりますが、根本的な信頼回復には繋がりません。
浮気の再発を防ぐために必要なのは「事実の把握」
もしも「また嘘をついているのでは」「本当に仕事なのか」といった不安が消えない場合、
位置共有を続けても心の平穏は得られません。
そのような時は、曖昧な推測ではなく、明確な“事実”を確認することが大切です。
探偵による調査では、GPSのように曖昧な情報ではなく、
実際に誰と、どこで、どのように過ごしているのかを、写真や動画などの形で確認できます。
一度きちんと真実を把握することで、「もう疑わなくていい」という安心が得られます。
探偵調査のメリット
- GPSよりも正確な「現場の証拠」が得られる
- 相手がどのように時間を過ごしているか客観的に分かる
- 万が一浮気が再発していても、慰謝料請求や離婚の証拠になる
- 行動パターンを把握できるため、再発防止の対策が立てられる
調査を行うことで、「黒か白か」だけでなく、関係を修復するための具体的な判断材料が手に入ります。
信頼を取り戻すために大切なこと
浮気の再発防止で最も重要なのは、監視ではなく「理解と対話」です。
位置情報を監視しても、そこに信頼関係は生まれません。
一方で、探偵の調査結果をもとに「事実を共有」し、
お互いに向き合うことで初めて本当の再スタートが切れるのです。
浮気の不安を抱えたままでは、どんなに便利なアプリを使っても安心は得られません。
GPSで分かるのは“場所”だけですが、探偵が明らかにできるのは“真実”です。
まとめ
・GPSの位置共有だけでは浮気の防止にはならない
・位置情報は簡単に操作・偽装できる
・信頼を取り戻すためには「事実の確認」が不可欠
・探偵の調査によって、確実な証拠と安心が得られる
もし、浮気の再発や不安が続いている場合は、一人で抱え込まずご相談ください。
トラスト探偵事務所では、長年の調査経験をもとに、最適な方法で問題解決をサポートいたします。

