「うちの夫、お小遣いは月3万円。そんな余裕ないから浮気なんて無理でしょ」
そう思いたいところですが、探偵の現場を見ていると、残念ながら「お小遣い3万円でも普通に浮気している人」はかなりいます。

浮気にはなぜお金がかかるのか
一般的な浮気には、次のようなお金がかかります。
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食事代・飲み代
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ホテル代・交通費
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誕生日やイベント時のプレゼント代
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LINEやSNS用に見栄を張るための出費(ブランド小物など)
特に「浮気相手にはお金に余裕があるように見せたい」という見栄が、支出を押し上げます。
経済力そのものより、「それっぽく見せるためのお金」を使ってしまうのが浮気の特徴です。
お小遣い3万円でも浮気できてしまうカラクリ
では、なぜ3万円程度でも浮気が成立してしまうのか。
よくあるパターンは次の通りです。
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平日はほぼお金を使わず、「浮気の日」に集中的に使う
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ランチを抜く・タバコを減らすなど、日常の節約で浮気資金を作る
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飲み会だと嘘をつき、実は浮気相手と会っている
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コンビニやガソリン代に紛れ込ませる形で出費を隠す
月3万円でも、月1〜2回のデートに絞ればギリギリ回ってしまうのです。
「金額」だけで安心するのは危険で、「使い方の変化」に注目する必要があります。
借金してまで浮気する人もいる
さらに厄介なのが、クレジットカードや消費者金融を使うタイプ。
次のようなケースも珍しくありません。
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カードのリボ払いでホテル代やプレゼントを支払う
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消費者金融から少額を何度も借りる
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浮気相手との旅行代をカード一括払い → 後からリボに変更
家計全体としては明らかに赤字なのに、「浮気だけは続ける」人もいます。
ここまでくると、浮気は単なる遊びではなく、依存に近い状態と言えます。
お金の使い方でチェックできるポイント
「お小遣いが少ないから大丈夫」ではなく、次のような変化がないか冷静に見てみましょう。
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突然クレジットカードの利用額が増えた
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現金が減るスピードが早くなった
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「会社の飲み会」「ゴルフ」など、定番の言い訳が増えた
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家族には見せないレシート・明細がある
金額よりも「使い道の不透明さ」のほうが重要です。
お金の流れは浮気の“足跡”
浮気を隠そうとする人ほど、行動は隠せても「お金の足跡」までは隠しきれないことが多いです。
実際の浮気調査でも、レストランやホテル、ガソリンスタンド、駐車場の利用履歴が、行動パターンを裏付ける証拠になることがあります。
「もしかして…」と不安になったとき、感情だけでぶつかってしまうと、証拠を消されたり、開き直られたりしてしまいます。
本当に離婚や慰謝料請求まで視野に入れるなら、冷静に証拠を揃えることが大切です。

