パートナーから突然の「離婚してほしい」。
理由を聞いても「価値観が合わない」「もう家族としか見られない」など、はっきりしない答え。
その一方で、鞄の中からコンドームやED薬が見つかったり、スマホやパソコンの検索履歴に「妊娠」「避妊」などのワードが並んでいる──。
ここまで条件が揃ってくると、探偵の現場感覚としては「かなり黒寄り」と判断するケースが多くなります。

離婚を切り出すタイミングは「浮気が本気化」したサイン
浮気の初期段階では、多くの人は家庭を壊すつもりはなく、家では「何事もなかった顔」をしています。
ところが、相手との関係が長く続き、本気度が上がってくると、
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家庭への不満を強調するようになる
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家族よりもスマホを優先する
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外出や残業が増える
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そして最終的に「離婚」を口にし始める
という流れがよく見られます。
離婚の申し出そのものが「新しい相手と一緒になりたいから」という本音を隠していることも、多くの案件で見てきました。
サイン1:コンドームが出てきたのに、夫婦生活はない
夫婦間ではほとんど、あるいはまったく性行為がない。
それなのに、家や車、カバンの中からコンドームが出てくる。
これは探偵目線で見ると、かなり強い「黒のサイン」です。
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夫婦生活がないのに新しいコンドームがある
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使用済みコンドームのゴミが、車内やカバンから見つかる
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旅行にも行っていないのに、複数個が減っている
こういった状況が重なっていると、「誰と、どこで使ったのか?」という説明がつきません。
サイン2:ED薬を常備しているのは誰のため?
年齢や体調の問題でED薬(勃起不全治療薬)を処方されている人もいます。
しかし、次のような状況が揃うと、浮気の可能性が高まります。
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夫婦間ではセックスレス
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なのにED薬が定期的に増えている、補充されている
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病院の処方だけでなく、個人輸入サイト・通販の履歴がある
「あなたとはもうできない」と言いながら、ED薬だけは切らさない。
これは、「外での性行為に備えている」と考えると筋が通ってしまいます。
サイン3:妊娠・避妊に関する検索履歴
スマホやパソコンの検索履歴に、次のようなワードが並んでいるケースもあります。
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「妊娠 確率」
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「妊娠しやすい日」
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「アフターピル いつまで」
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「浮気 相手 妊娠」
特に、夫婦の間では妊活をしていないのに、こうした検索履歴がある場合、
「外の相手との妊娠リスクを気にしている」可能性が出てきます。
そのほか、探偵目線で「黒に近い」よくあるサイン
上記に加えて、現場でよく見るサインは次のようなものです。
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ラブホテルのポイントカードや領収書、会員アプリ
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見覚えのないレストランやバーの高額レシート
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車のナビ履歴に、ラブホテルや特定マンションへの頻繁な履歴
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劇的に増えた「残業」「休日出勤」「出張」
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下着や服装の趣味が急に変わった
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スマホを肌身離さず持ち歩く・お風呂やトイレまで持っていく
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ロックのパスコードを変えた、通知をオフ・非表示にした
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家での態度が冷たいのに、誰かとのLINEだけは楽しそう
これらひとつひとつは「グレー」で済むこともありますが、
「離婚を切り出された」という状況とセットになると、かなり黒に近寄ります。
とはいえ、「問い詰める前」にやるべきことがある
ここまで読んで「やっぱり浮気だ!」と感じても、
感情のままに問い詰めたり、すべてをぶちまけてしまうのは危険です。
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証拠を壊される・隠される
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相手が警戒して動き方を変える
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慰謝料請求や離婚交渉で不利になる
こういったリスクがあるからです。
「黒に近い」と感じた段階では、まず冷静に「証拠を残す」ことが大切です。
それについては、第2弾の記事で、もう少し具体的な方法をお伝えします。
離婚を切り出されたうえに、今回のようなサインがいくつも重なっている場合、
一人で抱え込まず、専門家に状況を話して整理するだけでも心の負担はかなり軽くなります。
トラスト探偵事務所では、今の状況をお聞きしたうえで、
「本当に調査が必要か」「どのタイミングで動いた方がいいか」も含めてご案内しています。
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