いくら文明が進歩しても、人間の本質はそう簡単に変わりません。戦争やハラスメント、そして浮気や不倫といった行為も、今なお社会のいたるところで繰り返されています。
不倫・浮気は、サレた側・シタ側・相手側のいずれにとっても、決して幸せな結末をもたらすものではありません。それにもかかわらず、今日も新たな浮気案件が生まれ続けています。
その背景には、インターネット上にあふれる「浮気がバレない方法」や「浮気相手との出会い方」など、不倫を助長するかのようなコンテンツの存在があります。
被害者となる側にとっては目を背けたくなる情報ですが、こうした浮気マニュアルに目を通すことで、対策のヒントが見えてくることもあるのです。
人妻の不倫がバレにくい理由
ある男性向けの浮気指南本では、女性の浮気のほうが発覚しにくい理由として「女性は浮気による変化を表に出さないから」と断言しています。
浮気をすれば、必ず何らかの変化が起こるはずです。たとえば以下のような点です。
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見た目や服装の変化
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行動パターンや生活リズムの変化
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興味や趣味の変化
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知識や話題の内容の変化
男性の場合、このような変化が顕著になりがちで、「急に遠出が多くなった」「急に美容やアートに興味を持ち始めた」などの兆候からパートナーに浮気を見抜かれるケースが多々あります。
一方、女性は変化を悟られないように細やかな工夫をする傾向があり、それが浮気の発覚を遠ざけている要因とされています。つまり、女性の浮気バレ防止テクニックを男性が真似すれば、バレにくい浮気が可能になるというのです。
浮気がバレないための具体的対策
浮気指南本に書かれている“バレない浮気のテクニック”をいくつか紹介します。
1. 会うのは月に一度までに
恋愛初期は気持ちが高ぶり、頻繁に会いたくなります。しかし、頻繁な接触はバレるリスクを高めます。月1回程度に抑えることで、パートナーに怪しまれるリスクを減らし、証拠も掴まれにくくなります。
2. SNSに映らない・発信しない
友人のSNSに写り込むだけで、アリバイに矛盾が生じて浮気が発覚するケースも。特に最近は顔認識機能などもあるため、SNS上に証拠が残らないよう注意が必要です。自ら投稿するなどもってのほかです。
3. 車に乗せない・自宅に招かない
浮気相手を自分の車に乗せたり、自宅に招いたりすることで、無意識のうちに痕跡が残ることがあります。特に女性は、テリトリーに他人が入ったことに敏感です。浮気バレの大きなリスクになります。
浮気中は、どうしても相手に夢中になり、パートナーへの配慮を怠りがちです。しかし、多くの人は微細な変化にも気づくもの。特に女性は男性の浮気に対して鋭い直感を持っています。
近年は浮気を見抜く方法が広く知られるようになった分、浮気する側も対抗して手口を進化させています。そのため、調査のプロであっても、証拠を押さえる難易度は年々上がっています。
それでも、探偵の世界では「どれだけ相手が警戒していようと、証拠は必ず取れる」という信念があります。
浮気をしている相手が、どれほど巧妙に隠していても、経験と技術を駆使して、確実に“真実”を明らかにすることができるのです。