第1弾では、
「離婚を切り出されている」+「コンドーム・ED薬・妊娠検索」などが揃うと、
かなり黒寄りになる、という話をしました。

では実際に、「ほぼ黒だろうな」と感じたとき、
どんな順番で動けばいいのか。ここを間違えると、あとで後悔が残ります。

【第2弾】「浮気ほぼ黒」だと感じたら…証拠の残し方と、探偵を入れるタイミング

1. まず「見てしまったこと」は一旦心の中にしまう

コンドームやED薬、検索履歴を見つけると、
その場で問い詰めたくなるのが人情です。

しかし、

  • 「勝手に見たのか」と逆ギレされる

  • すぐに証拠を削除される

  • 浮気相手に注意喚起され、証拠が取りにくくなる

こういったパターンは非常に多いです。

感情的にぶつかる前に、
「自分の中の違和感」を証拠として残しておくことを優先してください。

2. 家の中でもできる「証拠の残し方」

現時点であなたにできるのは、
「今あるものを、きちんと記録に残す」ことです。

例えば、

  • コンドームやED薬
     → 日付が分かるように、スマホで写真を撮る
     → 外箱や説明書も撮影しておく

  • 検索履歴やLINE画面
     → 全体がわかるようにスクリーンショットを撮る
     → 可能であれば、その日のカレンダーや時計も一緒に写す

  • レシートや明細
     → ホテルや飲食店のレシートは、捨てずに保管
     → クレジット明細のコピーや写真を取っておく

ポイントは、「自分の主観ではなく、第三者が見ても分かる形」にしておくことです。
将来、弁護士や裁判所が見たときに、「いつ、どこで、何があったか」が伝わるように残します。

3. 「離婚話」をされたときの受け答えも、実は大事な材料

相手から「離婚したい」と言われたとき、
つい感情的に「どうせ浮気でしょ」とぶつけてしまいたくなりますが、
一度飲み込んで、次のようなスタンスを取る方が、あとで有利になることが多いです。

  • 「急な話なので、すぐには決められない」

  • 「なぜそう思うのか、少し時間をかけて整理したい」

  • 「今までの行動も含めて、冷静に考えたい」

ここで「はい、分かりました」と簡単に離婚に応じてしまうと、
浮気があったとしても、慰謝料交渉で不利になりやすくなります。

一方で、「今までの行動も含めて考えたい」という言い方は、
相手に対して「バレているかもしれない」というプレッシャーをかけつつも、
決定的なカードはまだ切らない、絶妙なラインです。

4. 探偵を入れるタイミング

こんな状況になってきたら、探偵への相談を検討する目安になります。

  • すでに離婚を切り出されている

  • コンドーム・ED薬・妊娠検索など、性行為を連想させる物証がある

  • 外出や残業・休日出勤が増えている

  • 「相手が誰なのか」「本当に不貞があるのか」をはっきりさせたい

慰謝料請求や有利な条件での離婚を考える場合、
単なるコンドームや検索履歴だけでは足りず、

  • ラブホテルへの出入り

  • 相手の自宅やマンションへの宿泊

など、「不貞行為を推認できる証拠」が必要になってきます。

そこを押さえるために、ピンポイントで調査を組み立てるのが探偵の役割です。

5. ひとりで全部抱え込まないことが、いちばんのリスク回避

離婚を切り出され、さらに今回のような物証が出てくると、
頭の中が真っ白になり、「早く何か答えを出さなきゃ」と焦ってしまいます。

ですが、焦って動くほど、

  • 感情的な話し合いでこじれる

  • 証拠を自分で壊してしまう

  • 結局、相手の言いなりの条件で離婚してしまう

という残念な結末になりがちです。

トラスト探偵事務所では、
「まだ調査を頼むか決めていない」「まず話だけ聞いてほしい」という段階のご相談も多くお受けしています。

  • 今ある証拠でどこまで戦えるのか

  • これ以上、何を残しておいた方がいいのか

  • 調査をするなら、どのタイミング・どんな方法が良いか

こういったことを整理するだけでも、
気持ちが少し落ち着き、「自分で選んで動いている」という感覚を取り戻しやすくなります。

離婚を切り出され、なおかつコンドームやED薬、妊娠関連の検索履歴などが揃っている状況は、
決して「気のせい」だけでは片づけられないサインです。

黒に近いのか、真っ黒なのか。
そのラインをはっきりさせることが、これからの人生を守ることにもつながります。

トラスト探偵事務所