浮気の連絡はLINEだけではない|PayPayのチャットを使うケースと確認ポイント
夫や妻の浮気を疑ったとき、多くの方が最初に確認しようとするのはLINEですが、警戒している人はInstagramなどのDMを連絡ツールとして使う方が増えています。
LINEには怪しいトークがなく、通話履歴も残っていない。Instagramを見ても、特定の異性とやり取りしている様子がない。
そのため、「やはり浮気ではなかったのかもしれない」と思う方もいます。
しかし、配偶者から浮気を疑われていると感じている人は、LINEやInstagramのような分かりやすい連絡手段を避けることがあります。
実際には、普段はメッセージアプリとして意識されていないPayPayのチャット機能を使って、異性と連絡を取り合っているケースもあります。
PayPayは送金だけでなくメッセージも送れる
PayPayは、買い物や飲食店での支払いに使う決済アプリという印象が強いでしょう。
しかし、PayPayの「送る・受け取る」機能には、友だちとメッセージをやり取りできるチャット機能があります。チャット画面からPayPay残高を送受信することもできますが、必ずしもお金を送る必要はなく、メッセージだけを送ることも可能です。
つまり、LINEやInstagramを使わなくても、PayPayのアプリ内で、
「今どこにいる?」
「いつもの場所で待っている」
「今日はありがとう」
「無事に帰れた?」
「次はいつ会える?」
といった日常的な連絡を取り合うことができます。
PayPayのアプリアイコンを見ても、通常は「誰かとメッセージをしている」とは思いません。そのため、LINEやSNSには注意していても、決済アプリの中までは確認しない方が多く、連絡手段として見落とされやすいのです。
浮気を警戒している人ほど連絡手段を変える
浮気をしている人の全員が、最初から履歴を隠しているわけではありません。
当初は普通にLINEで連絡していても、配偶者から、
「最近よくスマホ触っているね」
「誰かとLINEをしているの?」
「帰りが遅い日が増えたね」
などと言われると、疑われていることに気付きます。
その後、LINEのトークを毎回削除するようになったり、相手の登録名を変更したり、別のアプリへ連絡手段を移したりすることがあります。
LINEを確認して何も出てこなかったとしても、それだけで連絡を取っていないとは判断できません。むしろ、それまで頻繁にスマートフォンを触っていた人のLINEが急にきれいになった場合は、履歴を削除しているか、別の手段へ移行している可能性も考えられます。
PayPayでお金を送っていなくても連絡はできる
PayPayを使ったやり取りというと、「送金履歴がなければ何もない」と考える方もいるでしょう。
しかし、PayPayのチャットでは、お金を送らずにメッセージだけを送れます。PayPay公式も、青い吹き出しに金額が表示されている状態は、残高の送金ではなくチャットメッセージの送信であると案内しています。
そのため、取引履歴だけを見て、異性との送金がないから安心とは限りません。
一方で、特定の相手との間で少額の送金や請求が繰り返されている場合は、食事代や買い物代、交通費などを精算している可能性があります。
もちろん、職場の同僚や友人との立替精算もあるため、送金があっただけで浮気とは判断できません。しかし、配偶者が「その日は一人で出かけた」と説明しているにもかかわらず、同じ日に特定の異性と精算している場合は、実際には一緒に行動していた可能性があります。
PayPayのやり取りで確認したい内容
PayPayのチャットを確認できる状況がある場合は、相手の表示名だけではなく、やり取りの日時や内容にも注目します。
特に重要なのは、配偶者の外出日、遅く帰宅した日との一致です。
例えば、残業と言って帰宅が遅くなった日の夜に「今日はありがとう」と送っている、休日出勤と言っていた日に飲食代を精算している、出張中の深夜に「部屋に着いた」と連絡しているなど、本人の説明とやり取りが食い違っていれば、重要な判断材料になります。
また、文章の前後がつながっていない場合にも注意が必要です。
「分かった。着いたら連絡する」
「今日は無理だから、また今度」
「昨日のことは内緒にしてね」
このような返信だけが残っている場合、その前に何らかのやり取りがあったと考えられます。
確認するポイントは、次のような内容です。
- 特定の相手と繰り返し連絡しているか
- 深夜や休日にメッセージを送っているか
- 外出日と送金・メッセージの日付が一致しているか
- 本人の説明と内容に矛盾がないか
- 会う場所や時間を相談している様子がないか
ただし、パスコードを無理に解除したり、本人になりすまして相手へ連絡したりすることは避けてください。ご自身が正当に確認できる範囲にとどめることが大切です。
特に多いのが、「おはよう」「おやすみ」などの何気ないやり取りです。
これ単体では怪しくはありませんが、何もない相手と毎日のようにこのようなやり取りをする場合、浮気相手でほぼ間違いありません。
また、残業と言っていた日に2人分と思われるカフェなどの決済が会った場合も怪しいです。
PayPayのメッセージだけで浮気と断定しない
異性とのPayPayチャットが見つかったとしても、すぐに肉体関係があると断定することはできません。
職場の同僚、学生時代の友人、趣味の仲間など、浮気とは関係のないやり取りである可能性もあります。
「今日はありがとう」という一文も、仕事を手伝ってもらったお礼かもしれません。「また会おう」という内容も、複数人で集まる予定について話していることがあります。
大切なのは、メッセージの一部分だけで判断せず、連絡の頻度、時間帯、外出状況、帰宅時間、本人の説明などを総合的に見ることです。
一方で、
「最近はその人と連絡を取っていない」
「二人では会っていない」
「その日は一人で行動していた」
と説明しているにもかかわらず、PayPay上のメッセージや精算履歴と矛盾している場合は、説明の信頼性を考え直す必要があります。
見つけてもすぐに問い詰めない
PayPayで異性とのやり取りを見つけると、その場ですぐに問い詰めたくなるものです。
しかし、十分な情報がない段階で問い詰めると、
「食事代を立て替えただけ」
「仕事の連絡をしていただけ」
「ほかの人も一緒だった」
「PayPayで連絡したことに深い意味はない」
などと言われ、事実が分からないまま終わることがあります。
さらに、PayPayまで確認されたことに気付けば、相手は別の連絡方法へ移行したり、会う日時や場所を変更したりするかもしれません。
まずは、相手の表示名、メッセージの内容、日時、送金や請求の有無、その日の配偶者の行動などを整理してください。
実際に二人で会っているのかを確認する必要がある場合は、問い詰める前に調査を検討する方が、事実を把握しやすいことがあります。
トラスト探偵事務所 滝沢高幸



