夜の食事が終わったあと、妻に「ちょっとジム行ってくる」と告げて家を出る夫。健康やダイエットを意識しているのかと思いきや、実際にはジムではなく、とある女性の家へ頻繁に通っている…そんなケースは珍しくありません。
相手はシングルマザー
多くの場合、その女性はシングルマザーで、小さな子どもがいます。夜の訪問が可能なのは、互いに子どもの生活リズムを把握しているから。
彼女は夜9時までに子どもを寝かしつけ、男性も同じ時間帯に自宅で子どもの寝かしつけを終える。まるで「良い父親」を演じ切ったかのようなタイミングで家を出るのです。
この「寝かしつけ完了後」という共通ルールが、二人の逢瀬をスムーズにし、妻にも怪しまれにくくしてしまいます。
堂々と「ジムへ行く」と言える理由
ジム通いという口実は、非常に都合がいいものです。
・夜遅くに外出しても不自然ではない
・帰宅時間が多少遅くなっても「鍛えていた」と説明できる
・汗をかいたと言えばシャワーを浴びて帰ることも自然
こうして堂々と出かけられる口実が整うため、妻に不信感を持たせないまま不倫が継続されていきます。
でも身体は変わらない
しかし、週4回もジムに通っていると言いながら、3ヶ月、半年と経っても夫の体型に変化がない。
服を脱げばお腹はぽっこり、顎の下にはたるみも残ったまま。筋肉がついた様子も見られません。
本当にトレーニングしているなら、多少なりとも体型に変化があるはずです。
また、ジムに行く割にトレーニングの話や施設の話題を一切しないのも不自然。普通なら新しいマシンやスタッフのこと、筋肉痛の話など、何かしらのエピソードが出てくるものです。
探偵が見る「ジム不倫」の特徴
探偵として実際に調査をすると、このようなパターンは比較的多く見られます。
・外出時間がいつもほぼ同じ
・ジム帰りにしては帰宅が遅すぎる
・持ち物がトレーニング目的とは思えない(プロテインやシューズがない等)
・訪問先の女性宅に明かりがつき、車が停まっているのを確認できる
中には、ジム用のウェアやバッグだけを持ち歩き、実際には一度も施設へ立ち寄らないケースもあります。
なぜ妻は気づきにくいのか
「ジム通い」という建前は、健康志向やダイエットといったポジティブなイメージを伴うため、疑いにくい口実です。さらに、夫が家事や子どもの世話をしっかりこなしている場合、「家庭を大事にしてくれている」と安心してしまいがちです。
しかし、体型や会話の内容、帰宅時間の一貫性など、小さな違和感を積み重ねていくと、真実が見えてくることもあります。
まとめ
夜の「ジム通い」が本当に運動のためかどうかは、意外なところにヒントがあります。体型の変化、会話の内容、持ち物、そして帰宅時間のパターン。
もし「何かおかしい」と感じたら、記録を取り続けることが重要です。
そして決定的な証拠を押さえるには、やはり専門の調査が有効です。口実の裏に隠された関係を明らかにすることで、初めて次の行動を冷静に選択できるようになります。