見知らぬミシル著「一瞬で見抜けるクズ男図鑑」からクズ男に恋しないための三箇条をお伝えします。

 

 

1.精神的に余裕を持つ

 

著者は「クズ男に走ってしまう原因は、相手の本質が見えていないから」と指摘します。
「彼氏がほしい」「愛されたい」という気持ちが先だって、相手のことを知ろうとする好奇心が起動されない状態になっているのです。
精神的な余裕を持つために

・自分の願いを聴くこと
・プロセスを楽しむ姿勢を持つこと
が大切だと言います。

 

2.相手に対して、観察と対話を続ける

 

相手を見極めるためには、相手の情報が必要です。

そして、情報を得るためには、観察と対話が必要です。恋愛をしているときには、目の前の現実を見ようとする意思が欠如し、違和感に蓋をしています。

「こうであってほしい」という願望や「自分はこうだから相手もこうに違いない」といった決めつけではなく、客観的に観察する態度が必要です。

著者はさらに会話ではなく「対話」が必要だと言います。会話は情報交換で話すこと自体で主体は私になります。クズ男は基本的に会話に終始して、一方通行です。

一方、対話の主体は「私たち」となり、コミュニケーションは双方向的です。お互いが強い好奇心と深い関心を持っていれば、相互理解や信頼感が深まります。

普段から対話を重視していれば、クズ男との恋愛を避けられそうです。

 

3.「コスパが悪いこと」を重要視する

 

クズ男は利用価値のある女性を求めているので、クズ男と恋愛するのはラクです。
すぐにつながることができますが、関係はすぐに終わります。

一方、ちゃんとした恋愛は大きなやかんのようなもので、沸騰するのには時間がかかりますが、沸騰すると簡単には冷めません。

本当に正しい恋愛や結婚はコスパが悪いものとして、じっくりと関係を深めてください。逆にすぐに関係を深めようとしてくる男性は警戒した方がよさそうです。

おわりに著者は「自分が語ったクズ男の生態を鵜呑みにしてはいけない」と読者に警告しています。
誰かがその男性を悪く言ったとしても、その判断に過剰に振り回されることはないのです。

大切なのは自分の感性を信じること、自分の判断軸を持つこと。
相手と関わってみて、自分の心が何を感じ、どのように動くのか、自分の感性が何を捉えようとするのか、自分と対話すること。その繰り返しによって、独自の判断軸が形成されていきます。

自分で作った判断軸はときに間違うこともあります。間違うのは当たり前のこと。間違ったら何度も作り直すことで、判断力の精度が高まっていくのです。

クズ男との恋愛を避けるには、手っ取り早く「恋愛したい」「結婚したい」という気持ちを抑えて、人生や生活をじっくり丁寧に行うことが大切のようです。

それが、婚姻後の浮気や離婚にも繋がっていくことも多いです。