探偵事務所に来る浮気調査の依頼も数十年前までは、圧倒的に夫側の浮気がほとんどなのに、徐々にその比率が下がっていき、現代では妻側の方の浮気調査が上回るほどになってきています。
しかし、夫側の調査依頼は妻と比べてて腰が引き気味です。
「うちの妻が浮気なんてするわけない!」
と浮気を疑う要素を見つけながらも、どこかで信じたい気持ちがあるように見受けられます。
しかし、探偵から見ると、世の人妻はしたたかです。
探偵から見た妻の浮気事情をお伝えします。

 

 

妻の方が生物学的に浮気が上手?

 

動物行動学者の竹内久美子さんの著書「人間と遺伝子の本当の話 ウソばっかり!」では生物学的に男性の方が女性の方が浮気が上手と説かれています。
その理由は、

1・嫌なものを目の前にしても女性の方が表情が変わらない。
男性の方が感情が表情にでやすい。
2・妊娠しても本当の父親を誰かを知っているの当事者の女性だけ。
だからそうです。
DNA鑑定で遺伝子が特定できる前までは、男性は産まれてきた子を自分の子と信じて育てるしかなかったのです。

 

 

探偵は見た!浮気妻その1【母娘グルミで不倫の隠蔽】

 

依頼主のAさんは、最近奥さんに急に里帰りする頻度が上がっているのが気になりました。
実家に電話をしても、義母はちゃんと実家に来ていると返答します。
しかし、スマホを隠したり、実家に帰る前は髪の毛をきれいにしていたり不審な部分があります。
Aさんの調査依頼で、実家に帰る妻を追跡しました。
妻を駅に迎えに来た自動車を運転してきたのは義母でした。
義母の車は地元のレストランへーー
数時間後、レストランから出てきた車に乗っていたのは妻と見知らぬ男性でした。
そのまま、2人はホテルへ入ります。
なんと妻は義母のサポートで、浮気を繰り返していたのです。
しかも、その男性とは結婚前から交際していました。
男性の仕事は、アーティスティックで不安定な仕事でした。
義母から「恋愛と結婚とは別」だと諭され、結婚後の交際を許され、安定しているAさんと結婚しました。
調査後Aさんは離婚しました。

 

探偵は見た!浮気妻その2 断れない女の末路

 

Bさんは学生時代に妻に猛アタック。
押しの強いBさんに押し切られるように強引に交際がスタート。
結婚生活もその調子で常にBさんのペースでした。
妻は仕事場でも家庭でも全部流されるタイプ。
スキルがあっても自分から積極的には何も行動を起こしません。
家事も料理も苦手で、ほとんどはBさんの負担になっていましたが、Bさんは許していました。
ところがBさんに「妻が浮気をしている」というメールが届くようになりました。
そこから調査を開始すると、なんと妻は勤務先の同僚4人と浮気していました。
男好きのする美人だった妻は、男性から誘われることも多かったのでしょう。
その誰からの誘いも断ることができなかったのです。
Bさんは証拠をつきつけ、交際している男性との関係を断ち切るように迫りましたが、妻はそれだけはきっぱりと断ったのです。
ほどなく離婚となりました。

 

離活妻の恐ろしい罠

 

男性側から妻の浮気が発覚すればことは簡単なのですが、多くの男性は妻が浮気しているのに気が付きません。
妻は離婚したくてたまらないのですが、自分の浮気が発覚すると、慰謝料をとれないどころか自分が払う立場になるかもしれません。
浮気、DV、モラハラなど、夫の落ち度があればいいのですが、それもなければわざと誘発するように仕向けていきます。
浮気ならば、セックスを拒否、わざと冷たい態度をとる。
DVならば、わざと夫が怒るような言動をし、我慢できずについ手を上げるようにもっていきます。
妻の態度がひどいから、ついつい浮気をしてしまった、DVをしてしまったというご主人!
ひょっとしたらそれは妻の罠かもしれませんよ、ご注意を。

また、浮気ではありませんが、夫と別れたい妻は密かに離婚後の新しい相手を見つけるために、お見合いパーティーに出入りする人もいるとか。

相手の男性には独身だと偽って交際に持ち込み、次の相手が決まってから、夫に離婚を切り出すんだそうです。
夫も気の毒ですが、次の相手に選ばれた男性も迷惑です。

 

別れたい妻の最終手段は

 

妻の誘いにのってほいほい浮気・DVをする人はなかなかいないんじゃないでしょうか?
それでも夫をはめて、離婚に持ち込みたい妻は費用はかかりますが、離婚屋、別れさせ屋を雇って、夫に仕掛け人女性を送り込み、浮気の既成事実を作り出します。
晴れて離婚が成立したら、ほどなく仕掛け人女性は行方不明になっているという寸法です。
これはけして探偵の仕事ではありません。探偵事務所では取り扱っていないので、ご注意ください。

 

まとめ

 

今回は妻の浮気の実態をお伝えしました。
浮気を隠蔽することに関しては、女性の方が一枚上手のようです。
もし妻が浮気しているとしたら、夫は正攻法ではなく相手の裏の裏を読む必要がありそうです。