浮気や不倫が発覚し、「もう二度と会わない」「本当に反省している」などと誓ったはずのパートナー。しかし、時間が経ってみると、なんだか様子がおかしい。スマホの使い方が変わった、帰宅時間が微妙に遅い、休日の行動に違和感がある。
こうした「なんとなくの違和感」が、実は的中しているケースは少なくありません。
不倫の再燃はよくあること
実際、当探偵事務所に寄せられるご相談の中でも、「以前の不倫相手とまだ続いているようだ」というものは非常に多いです。一度関係を持った男女は、完全に縁を切るというのは思っている以上に難しいものです。
LINEなどの連絡手段をブロックしても、他の方法で連絡を取り合うことはできますし、共通の趣味や職場でつながっている場合、自然と再会することもあります。
しかも一度バレている分、次は警戒心が強くなり、以前のように露骨な行動はしません。あくまで“それらしい理由”を用意し、慎重に会おうとします。たとえば、
- 「会社の飲み会」
- 「同級生と久しぶりの再会」
- 「一人の時間が欲しい」
こういった口実の裏で、再び不倫相手と接触していることもあるのです。
不倫された側の猜疑心は自然なもの
一度裏切られると、信頼関係の再構築は簡単ではありません。ちょっとしたことでも不安になり、「また浮気してるのでは?」と疑ってしまうのは、当然の反応です。
しかし、それを「しつこい」「信用できないなら一緒にいられない」などと逆ギレしてくるようなパートナーであれば、そもそも反省しているとは言えません。
本当に反省している人であれば、疑われても誠実に応じようとしますし、相手の不安を取り除こうとする努力を惜しまないはずです。
本当に関係を断ち切るには「証拠」が必要
「もう会わないって言ってたのに、また会ってる気がする…」という漠然とした疑念では、何も変えることはできません。本人に問い詰めても、「証拠あるの?」「考えすぎじゃない?」と煙に巻かれるのがオチです。
そこで重要になるのが、はっきりとした不貞の証拠です。
たとえば、
- 二人でラブホテルに出入りする写真
- 相手の自宅やマンションに出入りしている様子
- 親密な様子で長時間過ごしている映像 など
証拠があれば、言い逃れはできません。そしてそれをもとに、慰謝料の請求や離婚協議、親権の話し合いなど、法的な対処も可能になります。
「証拠がないまま何となく我慢する」ことほど、精神的につらいものはありません。不安を抱え続けるより、真実を明らかにしたうえで、今後どうするかを決めた方が、心の整理もしやすくなります。
最後に:心を守るために
浮気をされ、そしてまた同じ相手と関係を続けていると知ったときのショックは計り知れません。しかし、そこでただ泣き寝入りしてしまうのではなく、自分自身の人生を守るためにも、事実を見極め、正しい選択をすることが大切です。
探偵による証拠収集は、決して「相手を追い詰めるため」ではありません。あなたがこれから先の人生をどう生きるか、その判断材料を得るための手段です。
「まだつながっているかもしれない」と感じたとき、まずは一度、私たちにご相談ください。あなたの疑念が確信へと変わる前に、早めの対応が心のダメージを最小限に抑える鍵となります。