浮気を繰り返す女性に悩まされる男性は少なくありません。
「一度だけの過ちなら許そう」と思っても、同じことが繰り返されれば信頼は崩れ去ります。探偵事務所にも「何度も浮気を繰り返す妻や交際相手について調べてほしい」という相談は後を絶ちません。

実際のご相談の中でも、以下のような特徴を持つ女性が多く見受けられます。

  • パートナーがいながら複数人の男性と交際
  • マッチングアプリを常に利用し、新しい男性との出会いを探す
  • 一方で、交際相手の男性には強く束縛をする
  • 自分の浮気は棚に上げて、結婚を強く望む

一見すると矛盾しているように見えますが、そこには彼女たち特有の心理パターンがあります。

 

浮気を繰り返す女性の心理と結婚を望む矛盾

 

 

浮気を繰り返す女性の心理

 

 

  1. 承認欲求の強さ

浮気を繰り返す女性に共通しているのは「常に男性から注目されたい」という承認欲求の強さです。
「チヤホヤされたい」「自分はまだモテている実感が欲しい」という気持ちが強く、1人の男性からの愛情では物足りず、複数の男性に同時に求めてしまいます。

そのため、普段の生活でも会う男性に対して「私はあなたに異性として興味がある」という態度をとってしまいます。
相手が知人の大切な人であっても、既婚者であっても、あるいは自分の夫の親友であっても分別がつかず、踏み込んだ関係になってしまう。これは承認欲求が制御できない典型的な行動です。

 

  1. 結婚への憧れと現実逃避

過去に結婚していた際には、自由に遊べなかったことから離婚を選択するケースもあります。
しかし、離婚後は「ただの1人の女性」となり、最初は“お姫様”のように扱ってくれた男性たちも、時間が経つと雑な対応に変わっていく。
その孤独に耐えられず、再び「結婚して守られたい」と強く望むようになります。

 

  1. 自分には甘く、相手には厳しい

「私はもう反省した」「数カ月浮気をしていないから十分償った」という自己解釈をしながら、男性には「過去を掘り返すな」と責め立てる。

このように、自分には甘く、相手には厳しい態度が目立ちます。

  1. ランク”を問わない交際傾向

マッチングアプリでは、外見や経済力が特別に高いわけではない男性であっても、「自分に興味を持ってくれる」というだけで付き合ってしまうケースがあります。
これは「とにかくチヤホヤされたい」という心理が強く働き、相手を選ぶ基準が極端に低くなってしまうからです。

交際を始めた当初は、相手の良い部分を一生懸命探し、前向きに接することで関係が成り立ちます。知らない人と話すことで新鮮な意見や考え方に触れ、特別な内容でなくても「知的だ」と感じてしまうこともあります。

しかし、時間が経つにつれて現実が見えてきます。相手も結局は、現実世界で異性との関係を築くのが苦手な人間であり、コミュニケーション能力に欠ける面がある。数カ月もすると「やはり自分の求めるレベルではない」と感じ始め、男性の退屈さや物足りなさが目についてしまうのです。

その結果、少しずつ連絡の頻度が減り、自然と関係も薄れていってしまいます。

浮気を繰り返す女性の心理と結婚を望む矛盾

男性の心理と葛藤

 

交際相手の男性としては、「結婚をしてもまた同じことを繰り返すのではないか」という不安が拭えません。
一度裏切られた信頼を取り戻すのは難しく、探偵の現場でも「証拠を突き付けると一時的に大人しくなるが、数カ月もすれば再び繰り返す」というケースを数多く見てきました。

また、真剣に結婚を考えても、周囲から「なぜそんな女性を選ぶのか」と止められることも少なくありません。

 

浮気を繰り返す女性の心理と結婚を望む矛盾

 

彼女にとっての“遊びの男性たち”の本音

 

 

ここで見逃せないのは、彼女が遊んでいる男性たちの心理です。
彼らにとって、この女性は「簡単に、しかも無料で体の関係を持てる相手」であり、責任や面倒なことも一切発生しない“都合のよい存在”にすぎません。

そのため、女性が気分よくなるような言葉をかけますが、実際はただのセフレ程度にしか思っていません。
結果的に、女性は「遊ばれている側」でありながら「まだモテている」という承認欲求が満たされ、負のスパイラルに陥ってしまい、同じことを繰り返してしまうのです。

浮気を繰り返す女性の心理と結婚を望む矛盾

客観的見解

 

 

客観的に分析すると、このような女性の行動には次のような心理的特徴が見られます。

  • 承認欲求の異常な強さ:常に男性からの注目を得たい
  • 強い依存傾向:1人でいることに耐えられず、常に誰かとの関係を持ちたがる
  • 愛着不安型の恋愛スタイル:愛情を強く求めながら、相手を束縛し、関係を壊す
  • 自己中心性:異性について自分の欲望を優先し、相手や周囲の立場を考えられない

このような性格傾向は結婚したからといって劇的に変わることは少なく、根本的に改善するのは難しいと考えられます。

 

 

探偵としての結論

 

 

結婚を真剣に考えるのであれば、「言葉」ではなく「これまでの行動」を基準に判断するべきです。
「もう浮気はしない」という口約束や一時的な反省は、証拠にも安心材料にもなりません。

探偵の経験上、「結婚すれば落ち着くだろう」という期待はほとんど外れます。
浮気を繰り返す人は、状況や相手が変わっても、同じ行動を繰り返す傾向が非常に強いのです。

 

 

まとめ

 

 

  • 浮気を繰り返す女性は承認欲求と依存心の強さから欲望を抑えられない
  • 普段の生活でも誘惑する態度をとり、知人や既婚者、夫の親友にまで手を出してしまうこともある
  • 遊びの男性にとっては「都合のよい相手」であり、優先順位は低い
  • 自分の浮気には甘いが、相手には厳しく束縛する矛盾を抱える
  • 結婚を望んでも、実際には結婚生活に耐えられず自由を求める可能性が高い
  • 男性としては「言葉」ではなく「これまでの行動」で判断することが不可欠

ただし、人は全く変われないわけではありません。
過去の行動パターンを見極めたうえで、本人が真剣に向き合い、長期にわたり誠実な態度を示しているなら、信頼を回復する余地もあります。
「口先」ではなく「行動」での変化が見えるかどうか――それこそが、結婚を決断する際に最も重要な判断基準となるでしょう。

トラスト探偵事務所