離婚相談専門の弁護士・後藤千絵さんが離婚しないための相手の選び方を指南する
本「誰も教えてくれなかった離婚しないための結婚の基本」の中から、金銭感覚不一致な男の見分け方を紹介します。

 

 

金銭感覚がズレは直らない

 

借金などの金銭問題も離婚原因の上位です。
・いつも財布を忘れたふりをして女性に食事代を払わせる。
・同棲中のときから気がついたら財布からお金が抜かれている。
このような彼氏には要注意です。
結婚前からこのような状態なら即別れた方がいいでしょう。
しかし、結婚前には気前よく自分で払っていたのに、結婚した途端に夫婦の貯金を何の相談もなく使う、知らないうちに借金の連帯保証人にされていたなどといった相談はそう珍しいことではありません。
結婚を意識したら、相手の浪費やギャンブル癖、ゲーム課金や依存癖をそれとなくチェックしてください。
もし、お金にだらしない彼氏とどうしても結婚する場合は、独身時代に自分で貯めていたお金だけは彼氏には秘密にしておきましょう。
いざというときに備えておき、必要なお金はその口座に積み立てておきます。

 

金銭感覚がやばい男の特徴1・支出が収入を超えている

 

支出が収入を超えている人は要注意です。
飲みに行けば後輩先輩関係なしそこにいた全員をご馳走するような兄貴タイプは注意が必要です。
周囲からは人気があるかもしれませんが、ある意味いい格好しいですから、家計は火の車になります。
何事にも限度というものがあります。
相手のお金に対するバランス感覚が許容範囲を逸脱していないか、客観的な視点でチェックしてみましょう。収入に見合った質がチェックポイントです。

 

金銭感覚がやばい男の特徴2・見栄っ張りで人1倍かっこつける

 

見栄っ張りな人はだいたい一流ブランド好きです。
もちろん1つのブランドの優れた材質や性能などを心から愛しているというなら、問題は比較的、小さいと言います。
そうではなく、ただ有名というだけでブランド品を買う、全く身の丈に合わない高価なものを身につけているタイプは要注意です。
仕事に一生懸命取り組んだ後で、自分へのご褒美として高価な物を買うことは悪いことではありません。
ただし、これもやり過ぎると考えもの。
買い物自体がストレス発散の目的になっていないでしょうか?
買い物をした後、その商品を放置していないかどうかもチェックポイントです。

 

金銭感覚がやばい男の特徴3・家族よりも自分がよく見られることを優先する

 

浪費家と一言で言っても、妻や子供のために浪費するのであれば、まだ救われます。
こんなところで散財しないでよと思っても、まだ許せる余地はあると思います。
そうではなく、自分の為だけに何10万、何100万、場合によっては何1000万もつぎ込むのは論外です。
そんな代金を夫婦の共有財産から支出されたらたまったものではありません。
交際中に彼氏が人からよく見られることを優先していないかを厳しくチェックしましょう。他人の評価が自分の存在価値と思っていることが挙げられます。
自分の物差しがなく、全ての価値基準が他人からの評価になっているのです。
他人から自分がどう思われるかを優先している人は、他人からの評価が全てなのです。
そういう思考の人は、もっと美人の彼女が現れたら、平気でそっちに乗り換えます。
いわゆるトロフィーワイフという存在です。
彼氏に他人よりも自分を優先する傾向がないか注意しておきましょう。

金銭感覚がやばい男の特徴4・無類のギャンブル好き

ギャンブル好きかどうかもチェックする必要があるでしょう。
ストレス発散のため、刺激を求めるためのギャンブルは言うまでもなく要注意です。
ギャンブルとは最終的には採算が合わないものです。
賭け事に、対して非常に熱くなっていないかを観察してみましょう。
ネットゲームの課金もちょっと心配です。

金銭感覚がやばい男の特徴5・リボ払いに無頓着である

リボ払いを抵抗なく利用するタイプかどうかも重要です。
キャッシングに心理的な抵抗がなく、気軽に利用するタイプは、つまりは借金に心理的に抵抗がないということなのです。
結婚生活の経済面を脅かす危険なタイプです。

金銭感覚がやばい男の特徴6・周囲に気軽に借金を申し込む

周囲に気軽に借金を申し込むタイプにも注意が必要です。
仮に金額としては、小さな額だったとしても借りたことを自体すっかり忘れてしまい、返済しないような場合には要注意です。
貸した方がしっかりと覚えていたりしますから、周囲からの信頼を失う可能性も充分あります。
そもそも交際相手に借金を申し込むというのはNGです。
ちょっとした支払いを相手にさせて、そのまま返済しないなら金銭的にはルーズだと判断した方がいいでしょう。
男性なら紐タイプかもしれません。

 

借金男の目安は?

 

借金男の目安は支出が収入に見合っているかどうかが判断の分かれ目です。
収入が一時的なものではなく、継続して入ってくるものかも大切です。
一時的に収入があったとしてもすぐに使ってしまうようでは心配です。