探偵事務所に依頼する時、「最低でも2名から」という条件で調査を請け負っているところが多いのにお気づきですか?

 

1人から調査を依頼できる探偵事務所も増えていますが、浮気調査の場合、基本的には2名からスタートというのが原則。

 

けれど、これから依頼する人の中には「1人でいいから費用を安くてもらいたい」と考えている人も多いはずです。

 

そこで、今回はなぜ探偵が2人で調査をしなければならないのか?この点について詳しく見ていこうと思います。

 

■浮気調査は一筋縄ではいかない

 

浮気調査は簡単そうに見えて、その内情はトラブルにまみれています。

 

探偵が相手にしているのは同じ人間。その行動を追跡する以上、主導権は常に相手側にありますから、探偵がいくら準備しようとも、ターゲットの行動しだいで予測不能のトラブルに巻き込まれるようなこともあります。

 

そんな現場は常に修羅場状態となっており、探偵1人ではとても対応しきれない状態にあるのです。

 

〇発覚を防ぐために

 

調査員が最低2名となっている一番の理由は、ターゲットからの発覚を防ぐためです。

 

浮気調査がもしバレるとしたら、それは尾行者を特定された時となります。

 

ということは、もし相手が警戒していようとも、尾行者さえ特定されなければ、調査は成功しやすくなりますよね?

 

そこで、探偵はターゲットの後方に付く人間を常にローテーションすることで相手の目を眩ませているのです。

 

このチームプレイを行うためには、最低でも2名が必要。

1名だとローテーションができず、ターゲットに顔を覚えられやすくなります。

 

 

〇ターゲットを見失わないため

 

尾行は常にターゲットが優先。

どこに行き、何をするのかも探偵が決めることはできません。

 

そんな状況だと、思わぬトラブルでターゲットを見失うこともあります。

 

例えば、前方の信号がいきなり赤になってしまい、信号の切れ目でターゲットをロストしてしまう場面。

 

これを回避するには信号無視をするしかありませんし、交通量の多い道路では命の危険すらあります。

 

 

そこで、後方にいた車が脇道から抜け、別の道から前方へと入る。

 

こうすることで、交通状況の悪い道路でもターゲットをロストせずに追跡できるのです。

 

〇緊急時の交代要員として

 

トラブルにより一人の調査員が調査を続行できなくなった場、もう一人調査員がいることで調査を続行させられます。

 

調査不能となるトラブルとしては、車の故障、事故などが代表的ですが、他にも調査が続けられなくなる様々なトラブルがあります。

 

そんな予測不能の自体に見舞われても、予備の調査員がいれば大丈夫です。

 

 

■調査員1名でも調査はできるのか?

 

浮気調査では2名以上の体制が万全の状態と言われています。

 

しかし、一方で1名から調査を請け負うことも可能。

 

ただし、それにはある程度の条件が必要になります。

 

〇簡単な浮気調査

 

より本格的な浮気調査となると、どうしても2名以上からしか調査を請け負うことができませんが、そうではない場合は1名でも調査は可能です。

 

 

1名で調査を行う場合、探偵はGPSをメイン機材として、尾行は極力避けて行動しなければなりません。

 

そのため、撮影できる場面も限られてくるため、ラブホテルなどへの入りは抑えられないものの、敷地内に止まっている車と、そこから出てくる姿だけは撮影できるような状況になります。

 

これは「後追い調査」とも言われる手法で、1名でもGPS機材などの特殊装備の力を借りて調査を成功させる方法。

 

これなら発覚も防げますが、敷地内への出入りの双方を抑えることは難しくなりますし、尾行も距離を取るため、映像が減るというデメリットもあります。

 

■予算に合わせて相談を

 

調査員を出来る限り少なくして調査を依頼できるかは、実際に相談してみなければわかりません。

 

気になることは無料相談を使ってご相談いただければ、どの探偵事務所でも親切丁寧にお答えしています。