離婚相談専門の弁護士・後藤千絵さんが離婚しないための相手の選び方を指南する
本「誰も教えてくれなかった離婚しないための結婚の基本」の中から、DV男の見分け方を紹介します。

 

 

DVはほぼ直らない!DV男を生み出す家庭

 

いまどき、DVが1度でも起きたら、即離婚案件になりそうです。
ところがDV被害を受ける妻は一様に自己肯定感が低い傾向があります。
「私なんかを愛してくれる人はこの人しかいない」
と思い込んで、暴力を受けてもじっと我慢します。
自己肯定感の低さは容姿には関係なく、幼い頃の環境に問題があり、両親から十分な愛情を受けられなかったことが原因とされています。

 

DV男の特徴1・ 感情のコントロールが効かない

 

Dv加害者の顕著な特徴としてまず挙げられるのが、感情のコントロールが利かないということです。気に入らないことがあると、ちょっとしたことでも切れて物を投げたり暴れたり暴言を吐いたりします。自分を抑えることができず、いわば瞬間湯沸かし器のような怒り方をします。 普段は優しくて、我が家な人でも一旦怒りのスイッチ入ると人が変わったように怒鳴り散らします。ほら、官庁の登録が効かないと感じる相手は要注意です。ふとした時に見せる態度にも注意しておいてください。

 

DV男の特徴2・ストーカー気質である

 

DV加害者にはストーカー気質も見られることが多いのです。
相手に対する必要以上な執着がこうじて暴力を振るケースがあります。
行き過ぎた束縛や嫉妬があると、最初は愛情表現と勘違いしてしまうかもしれませんが、注意が必要です。
あまりにも束縛や嫉妬が強い場合は、ストーカー気質を疑ったほうがいいでしょう。
例えば一日中今どこにいるか誰と何をしているかと随時連絡するようにと要求する。
写真を添付させる、飲み会は一切禁止など。
執拗な束縛のある愛はゆがんだ愛でこの先悲惨な結果になりかねません。
束縛系男子と結婚すると自由を奪われて、苦しむ日々を送ることになります。

 

DV男の特徴3・外ヅラが極めて良くて、周囲からの評判は好青年

 

DV加害者は家の中とうって変わって外面が極めてよく魅力的で、周囲から好意的な視線を集めているタイプが多いです。
なので、実際にDVで逮捕されたりするとあんなに優しそうな人がなぜ? と驚かれます。
周囲に対していい人を演じることでストレスが溜まり、溜まったストレスのはけ口として配偶者や子どもに暴力となって向かうのがDVの典型です。
しかし、多かれ少なかれ、人は何らかの理由で人はストレスを溜めています。
褒めている言葉が心に何も刺さらない人には注意した方がいいでしょう。

 

DV男の特徴4・幼少期DVを受けていた

 

DV加害者が幼少期に親に暴力を受けていたというケースは少なくありません。
親は選べないです。
とは言えでは反面教師にしてあんな親にはなりたくないと思いとなり、妻子には絶対に手を上げないと固く誓っている方も多くいます。
DVの連鎖でDVを行っている場合はカウンセリングを受ける必要があります。
パートナーの心の傷を癒やす強力をする必要があるかもしれません。

 

DV男の特徴5・クレーマー気質である

 

DV加害者はクレーマー気質であることが多いのです。
相手が謝罪することで満足感を覚える人は現状に満足しておらず、自分のストレスを発散するためにお客の立場などを利用して理不尽なクレームを繰り返します。
クレーマー気質の人は相手を言い負かすことが本来の目的ですよね。
被害者意識が強く、自分のことを正義だと信じて疑っておらず、クレームの頻度が極めて、高いことが特徴です。
クレーマー気質の人は、もともとそういう技術ですから、ほぼ治りません。
そのような気質を男性や彼氏に持つと、あなたにとってやっかいなことになるのは、火を見るより明らかです。

 

DV男の特徴6・立場が弱い者に強く出て、強いものには何も言えない

 

同じような特徴はモラハラ男にもありました。
DV加害者は誰に対しても攻撃的で暴力を振るわけではありません。
本当に切れてはいけない人に、決して切れたりはしません。
むしろ紳士的でものわかりがよく好意的な印象を持たれることが多いです。
しかし自分より下と思う気持ち一転して、あたかも王様のように傍若無人に振る舞います。自分の非を一切認めないのも特徴です。
DV加害者は立場が強い人に愛想がよく、いつもニコニコしていますが、目が笑ってなかったり、ふとした瞬間にヒヤッとしたものを感じることがあります?
ほんの一瞬の感覚ですが、ぜひ気をつけてみてください。

 

DV男の特徴7・自己評価が低い人の心につけ込む

 

DVを受ける人は得てして自己評価が低いので、自分なんてという卑屈な気持ちがあると加害者につけ込まれやすくなります。
これはかなり重要なポイントかもしれません。
自己評価が低い人は、自分が暴力を受けても仕方のない価値のない存在だと思い込んでいます。
相手からの暴力を甘んじて受け入れやすく、DVを受けても我慢し続けてしまうのです。
加害者は被害者の性格を本能的に嗅ぎ分け、暴力によって支配コントロールしようとします。
自己評価の低さは治すことが出来ます。
コツはとにかく自分を誉めること。
自己評価の低さは他人と比べることが原因です。
自分を褒めて褒めて褒めまくっていくと、1ヶ月ぐらい続けたら現実が変わっていきます。

モラハラ・DV男を避けることができたら、結婚相手選びは半分は成功していると言えるでしょう。